間違って買った同じ番号の宝くじ、2枚で2億円当選 米ミシガン州
(CNN) 米ミシガン州の男性が、間違って買った同じ番号の宝くじ2枚で計200万ドル(約2億1000万円)の賞金を獲得した。
州の宝くじ運営当局によると、同州ディアボーンハイツ在住のサミール・マザヘムさん(56)は、6月9日に抽選が行われたメガミリオン宝くじで、100万ドルの賞金を2回当てた。
マザヘムさんはオンラインでまず、家族の誕生日を組み合わせた「01-05-09-10-23」のくじを購入した。続いてこの番号を次回以降に使うラッキーナンバーとして保存しておくつもりで、間違って2枚目のくじを購入した。
「気付いたら同じ番号のくじを2枚買っていた。多少落ち込んだけれど、あまり深くは考えなかった」とマザヘムさんは振り返る。
ところがこの間違いが幸運につながった。最近になって宝くじアプリにログインしたところ、100万ドルの賞金を2本獲得していたことが分かった。
「本当だとは信じられなかった」「自分の間違いのおかげで200万ドルを当てたという現実をのみこむまでに数日かかった」とマザヘムさんは喜びを語る。
賞金は宝くじ運営本部で受け取った。一部を住宅の購入に充て、残りは貯蓄する予定だという。「当選はエキサイティング。引退しても銀行にお金があるという安心感を与えてくれる」とマザヘムさんは話している。
メガミリオン宝くじは米45州と首都ワシントンなどで販売されており、毎週火曜と金曜に抽選が行われる。