NASAの火星ヘリコプター、厳寒の地表で初の一夜 間もなく試験飛行へ
飛行試験は今月11日にも実施される見通しで、地球以外の惑星で動力による制御された飛行を行うのは初めて。インジェニュイティは地球上での初飛行に敬意を表して、ライト兄弟の航空機「フライヤー1号」のファブリックの一部を搭載している。
パーサビアランスはインジェニュイティを切り離すとすぐに後退し、インジェニュイティが太陽光を集められる状態になった。4日には、インジェニュイティが4本脚で火星の地表に立つ写真が送られてきた。
7日には重なり合って格納されている回転翼が解放される予定で、地球からコマンドを送って回転翼を始動させる。
Swing low, sweet helicopter...@NASAPersevere is slowly and carefully deploying the #MarsHelicopter, Ingenuity. The tech demo is currently unfolding from its stowed position and readying to safely touch down on the Martian surface. See upcoming milestones: https://t.co/TNCdXWcKWE pic.twitter.com/3AyaiHOH2k
— NASA JPL (@NASAJPL) March 30, 2021