青銅器時代の石版、欧州最古の地図と判明
研究チームは再発見された石版を調べた際、線でつながれたモチーフの反復が地図に似ているのに気付いた。表面は谷を表現するため意図的に3次元に加工され、線は河川網を描いているようだった。
さらに、こうした彫刻の模様と西ブルターニュの景観が似ていることにも発見。オデ川沿いの約30キロ×約21キロの地域を表しているとみられることが分かった。
ただ、石版が破損したそもそもの理由を含め、不明点は依然残っている。
研究結果はフランス先史時代学会の紀要に発表された。