ネパールのサイ個体数、過去20年で最多に 観光客途絶え生息地回復

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ネパール国立公園・野生生物保護省から提供されたインドサイの写真/Department of National Parks and Wildlife Conservation

ネパール国立公園・野生生物保護省から提供されたインドサイの写真/Department of National Parks and Wildlife Conservation

(CNN) ネパールの国立公園に生息するインドサイの個体数が増え、過去20年あまりで最も多くなった。保護当局は、コロナ禍で観光客が途絶え、生息地が回復したことも一因だったとみている。

ネパール国立公園・野生生物保護省によると、ネパール国内4カ所の国立公園に生息するサイは、直近の集計で752頭が確認され、2015年の645頭から100頭以上増えていた。

政府による2000年以降の調査で650頭を超えたのは、今回が初めてだった。

頭数の確認は、サイの生息地を区分けして、調査員が人力で行った。広い範囲をゾウに乗って移動しながら集計することもあった。

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