インドにチーター復活を、ナミビアから8頭が到着
今回到着したのは雄3頭と雌5頭。ワクチン接種を受けて衛星追跡用の首輪を取り付けられ、ナミビアにあるCCFの施設に隔離された後、16日に空路インドへ運ばれた。
インドのプロジェクトを率いる専門家は、チーターの再繁殖がインドの生態系全体に波及効果をもたらすと期待感を示す。
アフリカのチーターをクノ国立公園に放す計画は、2012年にいったんインド最高裁の命令で中止されていた。外来種導入への懸念と、えさになる動物が足りないとの見通しが理由だった。
インドはその後、密猟防止やえさを増やす対策に努めてきたが、導入されたチーターが新たな環境で生きていけるかどうかを依然として疑問視する声もある。