すし食材で「食べられる胸像」 英国の食品アーティスト
ロンドン(CNN) 大物歌手のエルトン・ジョンやエド・シーラン、俳優ベネディクト・カンバーバッチら、英国を代表するスーパースターの姿を米飯、サケ、ショウガの甘酢漬けなど、すしの食材で再現した胸像が、ロンドン市内のギャラリーに並んだ。
18日の「国際すしの日」に合わせた、1日限りの特別展。制作者は食品アーティストのミシェル・ウィボウォ氏(45)だ。120時間かけて、グレープフルーツほどの大きさの作品を次々に制作した。
作品に最後の仕上げを施す制作者のミシェル・ウィボウォ氏/Simon Jacobs/PinPep
「変わった材料から作品をつくるのには慣れているが、すしの食材は全く別物」との発言が紹介されている。
英国のサッカー選手ブカヨ・サカ、ハリー・ケインらも登場した。
英国のサッカー選手ブカヨ・サカ(左)とハリー・ケイン(右)/Simon Jacobs/PinPep
ウィボウォ氏は「私が感じているのと同じく皆さんも面白いと思ってくれて、台所で試してみようかという気持ちになってくれますように」と話した。
英俳優のベネディクト・カンバーバッチ/Simon Jacobs/PinPep
特別展は、英国の日本食材ブランド「ユタカ」と共同で開催された。ユタカを展開する日本食材輸入卸会社、タザキフーズのケン・フルカワ最高経営責任者(CEO)は、報道発表の中で「日本食の多様性と創造性を賛美し、家の台所で冒険してみようと思わせるような展示にしたかった」と話した。