アーネスト・シャクルトンの沈没船「エンデュアランス号」、3D画像で細部が明らかに
シャクルトンの最後の南極探検は壮大な野望とともに始まった。27人の隊員を集め、その一部を率いて史上初の南極大陸の陸路横断を計画したのだ。ノルウェーのロアール・アムンセンが南極点に到達したわずか数年後のことだった。
しかし、エンデュアランス号は海氷に進路を阻まれ、最終的には海氷の巨大な圧力に屈して沈没した。
その後、シャクルトンはリーダーとしての伝説的な資質を発揮。数人の隊員とともに嵐の海を渡ってサウスジョージア島に向かい、助けを求め、海氷上に残っていた22人を救出した。
隊員は誰一人として命を落とさず、シャクルトンは歴史に名を刻んだ。