夜空を彩る2月の満月「スノームーン」、惑星のパレードも

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トルコ・イスタンブールのチャムルジャ・モスクの向こうに昇る満月/Emrah Gurel/AP/File

トルコ・イスタンブールのチャムルジャ・モスクの向こうに昇る満月/Emrah Gurel/AP/File

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)によると、2月の満月「スノームーン」が米東部時間12日午前8時53分(日本時間午後10時53分)にピークを迎える。13日夜まで満月が観測される見通しだ。

米農事暦によると、スノームーンの名称は2月によく見られる豪雪に由来する。様々な先住民族は2月の満月について同様の連想をしており、コマンチェ族は「みぞれ月」と呼んでいる。ラコタ族の名称は「寒さで木が割れるとき」と訳され、ウィシュラム族の呼称は「火の月と肩を並べる」ことを意味する。

またNASAによると、四つの惑星が2月半ばまで同時に肉眼で観測できる見通し。

こうした星のパレードを惑星の特殊な並びと性急に断定する向きもあるかもしれないが、この時間帯に2~3個の惑星が見えること自体は珍しくない。ただ、夜空に4~5個の明るい惑星が同時に見える現象となると、頻度は減少する。

金星は西の空で明るく輝き、オレンジがかった琥珀(こはく)色の火星は東の空高くに観測される。木星は頭上で明るく輝き、土星は日没後1時間にわたって西の空低くにかすかに姿を現す見通しだ。

2月後半には、水星が水平線のすぐ上に現れ、夕暮れ時に明るく輝くとみられる。

今年観測される見通しの他の満月は以下の通り。

3月14日:ワームムーン

4月12日:ピンクムーン

5月12日:フラワー ムーン

6月11日:ストローベリームーン

7月10日:バックムーン

8月9日:スタージョンムーン

9月7日:コーンムーン

10月6日:ハーベストムーン

11月5日:ビーバームーン

12月4日:コールドムーン

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