「世界一醜い生き物」から「今年の魚」に ニュウドウカジカ、NZの投票で勝利
集まった投票は計5583票。ニュウドウカジカは2位のオレンジラフィーに約300票の差をつけて勝利した。
主催者の発表によると、オレンジラフィーの勝利はほぼ確実と思えたところで、もっと醜いライバルがニュージーランドのラジオ局モアFMの支持を獲得して急浮上した。
番組の司会を務める同局のDJは、「ほかの魚ばかり注目を浴びるのはもうたくさん。ブロブフィッシュは海の底に辛抱強く座って口を開け、次に食べられる軟体動物がやって来るのを待っていました。彼は生まれてからずっといじめられてばかりでした。そこで私たちは考えたのです。今こそブロブフィッシュが日の目を見るべき時だと。何という輝かしい瞬間でしょう」とコメントしている。
主催者は「ブロブフィッシュの型破りな美しさが票を獲得する助けになった」と評した。