ゾウが地震で「防御態勢」、集まって輪になる 米動物園
地震を感じたゾウが「防御態勢」 米サンディエゴ
(CNN) 米カリフォルニア州サンディエゴの動物園で、地震が発生した際に、ゾウの群れが互いを守ろうと「防御態勢」を取る様子が撮影された。
動物園によると、ゾウは危険を察知すると本能的に「警戒の輪」を作り、群れ全体を守ろうとするという。
映像が撮影されたのは14日で、マグニチュード(M)5.2の地震がカリフォルニア州南部を襲っていた。ゾウは足裏が非常に敏感で振動を感じやすく、比較的小さな地震でもストレスとなる可能性があるという。
動物園の説明では、ゾウは数分後には通常の行動に戻ったものの、しばらくは互いに寄り添う様子が見られた。
米地質調査所(USGS)によれば、今回の地震で2500万人以上が弱い揺れを感じたという。