![アート収集家で作家のアレックス・カー氏は、村瀬氏の作品を「現代の坪庭」だと語る。坪庭は京都の伝統的な邸宅の中にあるごく小さな庭園のこと/Aki Murase](/storage/2018/09/08/9b37ff79fea4221408bc8151a866a5d7/japan-terranium9.jpg)
アート収集家で作家のアレックス・カー氏は、村瀬氏の作品を「現代の坪庭」だと語る。坪庭は京都の伝統的な邸宅の中にあるごく小さな庭園のこと/Aki Murase
京都在住の植栽家、村瀬貴昭氏(37)のアトリエには、20個ほどの大小さまざまなテラリウムが天井からぶら下がっている。透明なガラスの球体の中にあるのは、古い木などをリプラント(植え替え)した非常に小さな「生態圏」だ。村瀬氏は自身の作品を米国の物理学者ジェラード・K・オニールが描いた宇宙植民地化構想にちなんで「スペースコロニー(宇宙植民地)」と呼ぶ