米大リーグで45年ぶりに三冠王、タイガースのカブレラ選手
(CNN) 今月3日にレギュラーシーズンが終了した米大リーグのアメリカンリーグでタイガースのミゲル・カブレラ内野手が45年ぶりの三冠王に輝いた。最終成績は、打率3割3分、44本塁打、139打点だった。
米大リーグで三冠王の誕生は、1967年のカール・ヤストレムスキー(レッドソックス)以来。
カブレラ選手の偉業達成の成否は3日の最終戦にまでもつれこみ、本塁打ではハミルトン(レンジャーズ)やグランダーソン(ヤンキース)両選手を1本差で退けた。打率では新人王候補のトラウト選手(エンゼルス)が3割2分6厘と追い込んだものの、カブレラ選手は最終戦のロイヤルズ戦で2打数無安打の3割3分となった時点で交代した。
三冠王を獲得したことでカブレラ選手が今季の最優秀選手(MVP)に選ばれるかどうかが焦点となってきた。ヤストレムスキーは三冠王となった年に受賞していた。