凍った湖を走る雪上競馬「ホワイトターフ」、2月開催 106周年
(CNN) 世界で最もすばらしい冬の行楽地の1つとして知られるスイスアルプスのふもと、エンガディンバレーに位置するサンモリッツの凍った湖で2月、世界的に珍しい雪上競馬「ホワイトターフ」が行われる。
ホワイトターフは1907年に始まり、今年で106周年を迎える。毎年2月の3度の日曜日に開催され、およそ3万人が参加するという。
競技を安全に行うために、毎年主催者は少なくとも氷の厚さが最低30センチになるまで辛抱強く待たなくてはならない。
各大会で行われるレースは、平地競争、トロッティング(1頭立ての2輪馬車のレース)、そしてこの地域特有のスキージョリングというレースだ。スキージョリングは馬と人とスキーが一体化したような競技で、スキーを履いた騎手が馬に引かれながら競争する。