A・ジョリーさん、手術公表後初めて公の場に 「素晴らしい気分」
(CNN) 米女優アンジェリーナ・ジョリーさん(37)は2日、乳がんの予防手術を公表してから初めて公の場に姿を見せ、「素晴らしい気分です」と語った。
ジョリーさんは先月、遺伝性のがんを予防する措置として両乳腺切除手術を受けたことを明らかにして、注目を集めていた。
この日、婚約者のブラッド・ピットさん(49)の新作映画「ワールド・ウォーZ」のプレミアに黒いドレス姿で出席したジョリーさんは、英BBCテレビとのインタビューで「あらゆるご支援に深く感謝しています。とてもありがたいことです」と話した。
ピットさんは「彼女が家族のために取ったこの行動自体に、そして人々にそれを伝えたことに」心を動かされていると話し、「このことが人々にとってどれだけ大きな意味を持つかを知って驚いた。彼女は特別な女性だ」と強調した。
ジョリーさんは最近、乳がんと卵巣がんの発症率が高くなる「BRCA1」という遺伝子の変異があることを知って、切除手術と乳房再建手術を受けることを決意したという。ジョリーさんの母親は2007年、56歳の時にがんで亡くなっている。