FIFAブラッター会長が5選狙う? 「使命ある」と意欲示す
(CNN) 国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長(77)は26日までに、成すべき使命があり、会長職にとどまり続けられる若さも失っていないと述べ、次期会長選への出馬を示唆した。
会長は25日、FIFAの週間ニュースへの寄稿でアフリカ、アジア諸国はワールドカップ(W杯)本大会でより多くの出場枠を与えられるべきだとの考えも示した。
ブラッター氏は1998年にFIFA会長に就任。現在4期目で任期は2015年までとなっている。4選を果たした11年には今期限りで退任するとも発表していた。
会長は欧州のチームがW杯本大会で多数派を占めていることを批判。欧州各国のサッカー協会や連盟などの数はアフリカやアジア諸国と比べ少ないとし、サッカーの将来を純粋に考え、国際化を推進することを真剣に考慮すべきだと述べた。
サッカーの専門記者らは会長の今回の発言について、次期会長選をにらみアフリカやアジア諸国の支持獲得を狙ったものと受け止めている。