田中投手のヤンキース入り、「投げ過ぎ」に不安の声も
米国では1回の試合で100球以上投げる投手はほとんどいない。しかし田中投手は昨年の日本シリーズで、160球を投げた試合の翌日にさらに15球投げた。
ヤンキースのゼネラルマネジャー、ブライアン・キャッシュマン氏は電話会見で、この2試合についての「懸念」はあると語る一方、「あの年齢とあの才能、スカウトの評価、そして争奪戦の状況を見て、リスクを取ろうという気になった」と話している。
短文投稿サイトのツイッターでも話題になり、あるユーザーは「ヤンキースは田中の1300+イニングに払い過ぎだ。それにまだ24歳だ」と発言。大リーグの投手で初めてひじの手術を受けたトミー・ジョン元選手の名に言及した。
一方、「田中の起用は同じような系統や年齢の大リーグ投手と変わらない。きっとうまくやるだろう」と期待する声もあった。
本人は23日に記者会見し、日本語で「英語はしゃべれないがプレーで見せていくしかない」「これまで培ってきたものや自分のパフォーマンスをマウンド上で発揮できたらいいかなと思う」と決意を語った。