ビートルズ初訪米から50年、知っておきたい5つのこと

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ビートルズ © Apple Corps Ltd.

ビートルズ © Apple Corps Ltd.

4.他に出演者はいたのか

実はビートルズ以外にも出演者はいた。ビートルズは番組で2度演奏を行ったが、その合間に手品師、物まねタレント、コメディアンらがパフォーマンスを行った。

5.番組放送後の反響

番組が放送された夜、視聴者はビートルズの演奏に聞き入り、数百万人の新たなファンが生まれた。しかし、中には彼らの演奏にさほど夢中になれなかった評論家もいた。米紙ニューヨーク・タイムズのテレビ評論家、ジャック・グールド氏もその1人だ。グールド氏は「昨晩、ビートルズがエド・サリバン・ショーに出演したが、皮肉にも、そのビジネスライクな出演が10代の若者たちのトラウマとなった」とコメントした。

しかし、視聴率は驚異の45.3%、視聴者数は約7300万人を記録し、それまでの娯楽番組の視聴率記録を塗り替えた。

番組出演後、ビートルズは列車でニューヨークからワシントンに移動し、2月11日にワシントン・コロシアムで公演を行った。翌12日に再びニューヨークに戻り、カーネギー・ホールで2度の公演を開催。その後フロリダに向かい、16日にマイアミビーチのドービルホテルでエド・サリバン・ショーへの2度目の出演を果たした。この時も1度目に匹敵する高い視聴率を記録した。

2月22日にビートルズは英国に帰国し、ロンドンのヒースロー空港で1万人のファンに出迎えられた。その翌日、ビートルズはエド・サリバン・ショーへの3度目の出演を果たすが、この時の放送分は2月9日の初出演前に収録されていた。

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