米俳優ホフマンさんの死因、混合薬物の急性中毒
ニューヨーク(CNN) 米俳優フィリップ・シーモア・ホフマンさん(当時46)が先月2日、ニューヨーク市のアパート自室の浴室で遺体となって発見された問題で、同市の検視当局は28日、混合薬物の急性中毒が死因とする声明を発表した。
ホフマンさんの左腕には注射器があり、ヘロイン、コカイン、ベンゾジアゼピンや覚醒剤に使うアンフェタミンを摂取していたことが判明した。検視当局は事故死とも断定した。
ニューヨーク市警はホフマンさんの遺体発見後、薬物の過剰摂取との見方を強めていた。
CNNの医療担当記者によると、常習的な混合薬物の使用は呼吸器系の障害につながる。
警察はマンハッタンにあるアパート自室の現場検証で、ヘロインとみられる「Ace of Spades」と記された包み約50個を発見。また、使用済みの注射器、処方された薬物の他、ヘロインを入れていたとみられるバッグなども見付けていた。
ホフマンさんの今回の死去に関連しては、薬物所持などで計6人が逮捕されている。