テイラー・スウィフト、最新アルバムをアップルに提供へ
ニューヨーク(CNNMoney) 米アップルが今月初めに発表した音楽ストリーミングサービス「Apple Music(アップルミュージック)」をめぐり、米歌手テイラー・スウィフトさんが無料試聴期間中にアーティストに楽曲使用料の支払いがないことに抗議していた件で、スウィフトさんは25日、アップルの方針変更を受けて、最新アルバム「1989」を同サービスに提供すると発表した。
スウィフトさんは短文投稿サイトのツイッターに、「今週はいろいろな出来事がありましたが、1989をアップルミュージックに提供することに決めました」「アップル、考えを変えてくれてありがとう」などと投稿した。スウィフトさんは同サイト上で6000万人に迫るフォロワー(読者)を持つ。
Apple Musicは、パソコンや携帯端末で24時間、音楽が聴き放題になる定額サービス。アップルは最初の3カ月間を無料の試聴期間とし、その間はアーティスト側に楽曲の使用料を支払わない方針を示していた。
その後スウィフトさんが同社の反応を批判するメッセージをインターネット上に投稿。メッセージが何万回もシェア(共有)される事態となり、アップルは方針を転換。エディ・キュー上級副社長が「使用料を支払う」と表明していた。