日本が米国に勝利、3勝1敗で大会終える ラグビーW杯
(CNN) ラグビー・ワールドカップ(W杯)は11日、英イングランド南部グロスターで行われた1次リーグ最終戦で日本が米国を28―18で下し、3勝目を挙げた。決勝トーナメント進出は果たせなかったものの、日本代表は国民的英雄として帰国の途に就いた。
B組の日本は3勝を挙げても南アフリカとスコットランドにはわずかな差で届かなかった。それでも初戦での南アフリカに対する劇的な勝利に続き、サモアと米国を相次いで破った日本代表の健闘ぶりは観客の心をとらえ、強い印象を残した。
日本は前半に松島幸太郎と藤田慶和、後半にはアマナキ・マフィがトライ。五郎丸歩が2度のGKと2度のPGを決め、勝利をつかんだ。
米国もタクズワ・ングウェニアやクリス・ワイルズがトライを決めたが、日本の猛攻にかなわなかった。
エディ・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は今大会限りで日本のHCを退任する。ITVスポーツの取材に対し、「日本との仕事はやり遂げた。誇りを取り戻したいという願いをかなえた」と語った。