ラグビー元NZ代表、ジョナ・ロムーさん死去 40歳
(CNN) 「オールブラックス」の異名をとるラグビーのニュージーランド(NZ)代表で活躍した元スター選手、ジョナ・ロム―さんが同国のオークランドで死去した。40歳だった。NZラグビー協会がツイッターで明らかにした。
同協会はツイッターの声明で「ジョナの突然の死に私たちは皆、衝撃を受けている。ジョナの家族に心からのお悔やみを申し上げる。ジョナはラグビー界の伝説的な選手であり、多くのファンから愛される存在だった」と述べた。
ラグビー史上最高の選手の一人とも目されているロムーさんは、1994年から2002年まで、オールブラックスの一員として国際試合63試合に出場。計37トライを記録している。
ワールドカップ(W杯)でのトライ数では、南アフリカのブライアン・ハバナ選手と並ぶ歴代1位。
ただ現役時代から腎臓疾患のネフローゼ症候群に悩まされ、2004年には腎臓移植手術を受けた。
ロムーさんは先月閉幕したW杯イングランド大会の関連イベントに参加。死去する数時間前に帰国していた。