五輪聖火がブラジル到着、シリア難民少女もリレー走者に
ハナンさんは記念にもらった模型のトーチを持ってサンパウロの自宅に戻る予定だといい、「サンパウロの難民の人はみんな、仕事が見つからないことや家賃が払えなくなることを心配している。でも、恐がらないで、自分を信じて、と伝えたい」と話している。
聖火リレーは95日間でブラジル国内300以上の市や街を巡り、約1万2000人の聖火ランナーに運ばれて、8月4日にリオデジャネイロに到着する。
しかしリオデジャネイロオリンピックの前には、不況やジカ熱の流行など多くの障壁があり、今月中にもルセフ大統領の弾劾裁判が始まる可能性もある。
リオデジャネイロオリンピックの開会式は8月5日にマラカナン競技場で行われる。