「米選手の強盗被害はウソ」 ブラジル警察発表
ガソリンスタンドの騒ぎでは、警備員がロクテ選手を制止するために銃口を向けたものの、それは過剰な武力行使には当たらないと警察は話している。
選手4人はガソリンスタンドのトイレのドアを壊した弁償金として、100ブラジルレアル(約3000円)と20米ドル(約2000円)を支払っていたとされる。
捜査はまだ続いており、警察はフィーゲン選手からも事情を聴くため弁護士を通じて交渉を進めている。
4人は偽証罪や器物損壊などの罪に問われる可能性もあるものの、ガソリンスタンドの騒ぎでは既に賠償金が払われ、経営者も告訴する意図はないことから、逮捕はされない見通し。
ブラジルのメディアは、ロクテ選手ら4人が映ったガソリンスタンドの防犯カメラの映像を公開した。4人は14日未明、ここで銃を突き付けられ、強盗被害に遭ったと訴えていた。
映像には、ガソリンスタンドの片隅で用を足している姿の男性が、警備員にとがめられる様子が映っている。