なぜ「ぴったりTシャツ」だけ? 女児の服にもっと選択肢を
子どもの生活問題に取り組む非営利組織(NPO)「コモン・センス・メディア」によると、6~8歳の女児の半数以上が、自分の体重は理想より多いと感じている。7歳になるまでに、女児の4人に1人が何らかの形でダイエットを経験しているという。
「女の子がありのままの自分を受け入れるように勇気づけ、前向きのメッセージを送ろうという取り組みは、おもちゃや映画、本などの分野でみられる。でも子ども服の分野は遅れているようだ」と、チョクシさんは指摘する。
ガールズ・ウィル・ビーは2013年の創業以来、大手ブランドのように細過ぎず、かといって男児用のようにだぼだぼでもない、中間のラインの女児服を提供してきた。
チョクシさんはこの問題への関心を高めるため、性別にとらわれない「ジェンダー・ニュートラル」な子ども服を販売している「フリー・トゥー・ビー・キッズ」の創業者、コートニー・ハートマンさんと組むことにした。
ハートマンさんも3歳と5歳の子を持つ母親だ。フリー・トゥー・ビー・キッズでは、女の子が男女兼用のTシャツか、より細身のTシャツかを選ぶことができる。