「ブラックパンサー」、2週目で世界興収750億円突破
ニューヨーク(CNNMoney) マーベルの新作スーパーヒーロー映画「ブラックパンサー」は公開2週目も好調で、世界での興行成績は7億ドル(約750億円)を突破した。
米市場での2週目の興収は推計1億800万ドル。公開2週目で興収が1億ドルを突破した作品としては史上4作目。「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」や「ジュラシック・ワールド」「アベンジャーズ」といったヒット作と並んだ形だ。
ブラックパンサーはまだ、日本や中国では公開されていない。
マーベルの作品としては5番目の成績を挙げている。このままいけば、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」や「アイアンマン3」の興収を上回る公算は大きい。
国内での観客動員は前週比47%減にとどまった。調査会社コムスコアによれば、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」や「アベンジャーズ」といった作品よりも落ち込みの幅は小さい。これらの作品は60%近く動員が落ち込んでいた。
ブラックパンサーは公開1週目の週末で2億180万ドルの興収となり、さまざまな新記録を打ち立てた。映画評論サイト「ロッテン・トマト」でも満足度は満点に近い97%を記録しており、スーパーヒーローものとしては過去最高水準。