猛暑の東京、2年後の五輪に向けIOCも「暑さ対策」
東京都の小池百合子知事は23日、ここ数日の東京と日本は、毎日サウナの中で暮らしているような状態だと発言した。
東京で1964年に開かれた前回のオリンピックは10月の開催だった。1988年のソウル大会も夏が終わってから開かれている。
IOCのトーマス・バッハ会長は、2020年東京大会のスケジュール変更の可能性を完全には排除していない。スイス・ローザンヌで20日に開いた記者会見では「我々は常に柔軟であろうと努めてきた」「もしそうしたケースが浮上した場合は、国際連盟の支持を必要とする」と述べ、「連盟はパートナーに対する義務があるかもしれず、ケースバイケースによってのみそうした決定を出すことができる」と語った。
日本の8月の平均気温は30度前後と、今年に比べればかなり低い。世界のスポーツ界は、2年後の気温が今年よりも低くなることを期待するしかない。