「ゲーム・オブ・スローンズ」にスタバの紙コップ、番組も「間違い」認める
(CNN) 米HBOが5日夜に放送した人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の一場面に、あり得ない小道具が登場した。中世風の「ウィンターフェル城」の大広間に置かれたコーヒーの紙コップだ。
放送中に目ざとい視聴者が発見し、ツイッター上で大きな話題になった。
テーブル上の紙コップにはプラスチックのふたが付いている。スターバックスのコーヒーのようだが、解像度を上げてもマークは判別できない。この日に放送された回は、薄暗い場面が終始続いたと話題になっていた。
ゲーム・オブ・スローンズの1話当たりの制作費は1500万ドル(約17億円)とされる。コップが撮影現場や編集作業で大勢の目をすり抜け、画面に顔を出してしまったのは、まさに爆笑もののハプニングだ。
スターバックスが広告費を一切使わず、これほどの人気番組に商品を登場させたのだとしたら、それは大手柄といってもいい。
番組の公式ツイッターには同日、「ウィンターフェル城からのお知らせ」として、こんなジョークが書き込まれた。「今回の放送でラテが出てきたのは間違いです。(コップの前に座っている)デナーリスが注文したのはハーブティーでした」