女子サッカー選手がホワイトハウス訪問を拒否、トランプ氏「まず優勝を」

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サッカー代表のミーガン・ラピノー選手。ホワイトハウス訪問を拒否する考えを明らかにした/Getty Images

サッカー代表のミーガン・ラピノー選手。ホワイトハウス訪問を拒否する考えを明らかにした/Getty Images

(CNN) サッカー女子ワールドカップ(W杯)フランス大会の米国代表、ミーガン・ラピノー選手が優勝してもホワイトハウスを訪問しないと述べたことに対し、トランプ米大統領は26日、ツイッターで「まず優勝すべき」と反発した。

ラピノー選手はサッカー専門誌の記者に、優勝してホワイトハウスに行けたらうれしいかと聞かれ、「ホワイトハウスには行かない」と表明。「私たちが招かれることはないと思う」とも語った。

この発言は1月に行われた女子W杯特集号のインタビューで出たもので、5月下旬に掲載された。インタビュー動画は先週初めて公開され、ここ数日全米から注目が集まっていた。

これに対しトランプ氏は一連のツイートで、スポーツチームは「ホワイトハウスに来るのが大好きだ」と主張。「口を開く前に優勝しなければならない」「仕事を終わらせろ」と指摘した。

そのうえで、米代表チームが「勝っても負けても」ホワイトハウスに招待すると表明し、「ミーガンは国やホワイトハウス、国旗に対して敬意に欠ける態度を取るべきではない」「ユニホームの国旗を誇りに持て」と書き込んだ。

一方、米代表のDF、アリ・クリーガー選手はツイッターでラピノー選手をサポートする姿勢を示している。

ラピノー選手はこれまで社会問題に関して積極的に発言してきた。2016年には、米プロフットボールリーグ(NFL)のコリン・キャパニック氏が国歌斉唱中に片膝をついたとの報道を受け、1カ月後の試合で自ら膝をついて連帯を示していた。

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