米ディズニー、興収10億ドル作品が5本目に 映画業界初
ニューヨーク(CNN Business) 米ウォルト・ディズニーはアニメ映画「トイ・ストーリー4」の世界興収が10億ドル(約1000億円)を突破したと明らかにした。これにより、ディズニーは1年間で興収10億ドルを突破した映画を5作品手掛けた初の映画スタジオとなった。
ディズニーは、秋や冬にも大作映画の公開を控えており、快進撃はまだ続きそうだ。
ディズニーが手掛けた作品で興収が10億ドルを超えたのは、トイ・ストーリー4以外には、「アベンジャーズ/エンド・ゲーム」(約27億9000万ドル)、「ライオン・キング」(約13億4000万ドル)、「キャプテン・マーベル」(約11億2000万ドル)、「アラジン」(約10億3000万ドル)。
ディズニーは先月、年間の世界興収が76億7000万ドルとなり、2016年に自社で記録した世界興収記録を塗り替えたと発表していた。16年の世界興収は76億1000万ドルだった。
ディズニー作品としては、10月に「マレフィセント2」をはじめ、11月に「アナと雪の女王2」、12月に「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」が公開を控えている。
ディズニーが前回、多くの興収10億ドルの作品を配給したのは2016年。この年は、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」「ファインディング・ドリー」「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」「ズートピア」が興収10億ドルを達成していた。