サッカーのサポーターが衝突、3人死亡 ホンジュラス
ホンジュラス・テグシガルパ(CNN) 中米ホンジュラスの首都テグシガルパで17日、サッカーのライバルチームのサポーター間で衝突があり、3人が死亡し、負傷者も出た。
衝突は国立競技場の内外で発生。競技場では、オリンピア対モタグアの試合が予定されていた。
モタグアの監督が地元メディアに語ったところによれば、衝突はオリンピアのサポーターがモタグアの選手らが乗っていたバスに向かって石やボトルなどを投げつけたことで始まったとみられている。
モタグアのSNSによれば、ガラスが割れるなどしてモタグアの選手3人が負傷し、病院へ搬送された。
ホンジュラス国家警察は、バスへの襲撃後、サポーター同士が暴動を起こしたと説明。両チームのサポーターが競技場の外で対峙(たいじ)したため、警察は催涙ガスを使うなどしたという。
市内の病院の広報担当は、今回の衝突によって多数のサポーターが負傷したと明らかにした。広報担当がロイター通信に語ったところによれば、3人が死亡し、7人が負傷した。負傷した成人のうち3人が重体だという。
衝突を受けて、試合は中止となった。試合は2万人が観戦するとみられていた。
オリンピアとモタグアのサポーターが衝突するのは今回が初めてではない。2009年の衝突では2人が死亡し、15人以上が負傷した。16年にも1人が死亡する衝突が起きていた。