ヘリ事故で死亡のコービー・ブライアントさん、映画界にも足跡
(CNN) 米プロバスケットボール(NBA)で活躍したコービー・ブライアントさんがヘリコプターの事故で死亡した。NBA王者に5回輝いたほか、五輪の金メダルを2度獲得するなどバスケの世界で活躍したブライアントさんだが、映画界にもその足跡を残している。
ブライアントさんは2011年、グローマンズ・チャイニーズ・シアターにその手形と足型を刻んだ。俳優ではなくプロのアスリートとしては初の出来事だった。
式典の最中には観衆から歓声が上がった。ブライアントさんは「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に選ばれたことについて、想像もしていなかったと喜びを語っていた。
ブライアントさんはまた、2018年にアカデミー賞を獲得する快挙も果たした。これにより、ブライアントさんはバスケの王者とオスカー受賞の両方を成し遂げた唯一のスポーツ選手となった。
ブライアントさんは2016年にバスケの世界からは引退。2018年にブライアントさんが書いた詩を基にしたアニメ作品がアカデミー賞の短編アニメ部門で受賞していた。
ブライアントさんは音楽の世界への進出も目指したことがある。2000年にはラップのアルバムでのデビューも計画されたが、リリースはされなかった。ただ、モデルで女優のタイラ・バンクスさんと組んだシングル「K.O.B.E.」はリリースされている。