元大物プロデューサーのワインスタイン被告、収監先で転倒し負傷
(CNN) 複数の女性に対する性暴力で有罪評決を受け、米ニューヨーク・ライカーズ島の刑事施設に収監されている元大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン被告(67)が施設内で転倒し、負傷したことが分かった。
8日夜に本人と電話で話したという担当弁護士がCNNに語ったところによると、ワインスタイン被告は同日午前にめまいを起こして転倒した。
本人は頭がずきずき痛み続けていると言い、脳震とうの症状だと訴えたが、正式な診断は受けていない。収監先では時間をかけて自分の人生や過去の行為について考えているという。
ワインスタイン被告は有罪の評決が下った先月24日に心臓の不調でニューヨーク市内の病院へ運ばれ、今月4日にステント治療を受けた後、5日にこの施設の医務室へ移送されていた。
足が不自由で、法廷への出入りには歩行器を使っていたが、施設内では使用を認められていないという。
量刑の言い渡しは11日に予定されている。最短で5年、最長で20年以上の禁錮刑となる見通しだ。