スーパーラグビー再開、観客2万人が応援 NZ
(CNN) 新型コロナウイルス対策の規制がほぼ全面的に解除されたニュージーランドで13日、国際リーグ「スーパーラグビー」の国内大会が再開し、スタジアムに約2万人の観客が詰めかけた。
スーパーラグビーの国際戦は3月中旬から中断したままだが、ニュージーランド国内の5チームによる大会が先行して開幕。この日の試合は南部ダニーディンのスタジアムで行われ、ホームのハイランダーズがチーフスを28対27で破った。
逆転ゴールを決めたブリン・ガットランド選手の父親は、チーフスのウォーレン・ガットランド監督。同氏は来年、全英代表ライオンズの南アフリカ遠征で監督を務めることが決まっている。
観客席のファンらは大半がマスクを着けずに声援を送り、得点に抱き合って喜ぶ姿もみられた。
スーパーラグビーが再開し、多くの観客がスタジアムに詰めかけた/MARTY MELVILLE/AFP/AFP via Getty Images
14日には北部の最大都市オークランドで地元ブルーズがハリケーンズと対戦し、スタジアムは5万人の観客で満員となる見通し。国内大会の模様は世界へ生配信される。
欧州ではスペインでサッカーのリーガ・エスパニョーラが8日の週から、イングランドのプレミアリーグが17日からと順次再開しているものの、いずれも当面は無観客試合となる。