マーベルの新作映画「ブラック・ウィドウ」、来年5月に公開延期
ニューヨーク(CNN Business) 米ディズニーは23日、マーベルのスーパーヒーローが活躍する新作映画「ブラック・ウィドウ」の公開を2021年5月に延期したと発表した。
スカーレット・ヨハンソン主演の同作は今年11月6日の公開が予定されていたが、これが2021年5月7日の公開に延期された。
ブラック・ウィドウは3月、新型コロナウイルスの影響で一度公開日が変更されていた。もともとは夏に向けて5月1日の公開予定だった。
ブラック・ウィドウの公開延期は、マーベルのスーパーヒーロー映画が共有する世界観の「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」に関係した作品にも影響を与え、公開が後ろ倒しになった。
ディズニーが手掛けた作品としてはスティーブン・スピルバーグ監督がリメイクした「ウエスト・サイド物語」も今年12月から来年12月へと公開が延期となった。
ブラック・ウィドウの公開延期は劇場にとって再び厳しい事態となりそうだ。ブラック・ウィドウは今年最も公開が待ち望まれていた作品のひとつであり、マーベルは大ヒットが見込めるブランドのひとつでもあるからだ。
映画館は夏になって営業を再開したが、ヒット作を必要としており、さらにいえば、どんな新作でもほしい状況だ。