上海ディズニー、感染対策名目のウイグル族の入園拒否を否定

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上海ディズニーが感染対策の名目でウイグル族の入園を拒否しているとの疑惑を否定した/Hector Retamal/AFP/Getty Images

上海ディズニーが感染対策の名目でウイグル族の入園を拒否しているとの疑惑を否定した/Hector Retamal/AFP/Getty Images

(CNN) 米ウォルト・ディズニーの上海ディズニーリゾートは21日までに、新型コロナウイルス予防策を名目に中国のイスラム教少数民族ウイグル族の入園者を拒否しているとの疑惑を打ち消した。

声明で、差別的な入場措置に関する情報は完全な虚偽であると主張した。

この疑惑は、ウイグル族や中国大陸の身元証明書がない海外の訪問客の受け入れは新型コロナの感染予防策の見地から一時的に中止しているとの同リゾートが出したとされる通知の判明がきっかけ。旅行予約サイト上の画像ファイルにこの通知が載り、ソーシャルメディア上で拡散していた。

上海ディズニーリゾートはこの旅行予約サイトは同園の公式な広報手段ではないと声明で指摘。公衆衛生や安全面での対応策を強化して通常通り運営しており、公正な入場券やパスを保持し、入り口で検温を終えるなどした全ての訪問客を歓迎していると強調した。

また、問題の旅行予約サイトへの調査に着手したことも明らかにした。

中国のウイグル族政策については人権侵害などの疑いが浮上し、国際社会による批判が強まっている。

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