台湾を国と呼んだ米俳優、反発受けて中国への愛を公言

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映画「バンブルビー」についての記者会見を行う俳優のジョン・シナさん=2018年12月/Yanshan Zhang/Getty Images

映画「バンブルビー」についての記者会見を行う俳優のジョン・シナさん=2018年12月/Yanshan Zhang/Getty Images

香港(CNN Business) 映画「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」に出演したジョン・シナさんが、インタビューの中で台湾を「国」と呼んだことで中国のファンから反発を買い、これを受けて中国への愛をシナさんが公言するという出来事があった。

人気映画シリーズ「ワイルド・スピード」の第9作に出演したシナさんは、プロモーションのために台湾のテレビ局によるインタビューに応じ、標準中国語で「台湾はF9(第9作)を鑑賞出来る最初の国」と発言。これが物議を醸すことになった。

シナさんは中国のソーシャルメディア「微博(ウェイボー)」に「私のミスについて申し訳なく思っている」と投稿。「私はとても、とても、とても、とても大事なことを言っておかないといけない。中国、そして中国の人々を愛し、さらに尊敬してもいるということを」と述べた。

今回の出来事は、世界第2位の経済大国、そして世界最大の映画市場である中国でのビジネス、とりわけハリウッドの映画ビジネスが、政治的に微妙な問題についてどれほど気を配らなければならなくなったのかを浮き彫りにしたと言える。

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