マラドーナの「神の手ゴール」のユニホーム、11億円超で落札
サザビーズでストリートウェアなどの部門を統括するブラーム・ウェヒター氏はこのユニホームについて、スポーツのみならず20世紀の歴史における重要な瞬間を思い起こさせる一品だとの見解を表明。オークションを発表してからの数週間、スポーツファンやコレクターからの反応はすさまじかったと明かした。
ユニホームを展示した会場にも、熱気があふれていたという。
サザビーズによると、スポーツの記念品としてこれまでで最も高額で落札されたのは、近代五輪の開催を提唱する1892年に書かれた手書きの演説原稿。2019年12月に880万ドル(当時のレートで約9億6000万円)で落札された。
試合に使用されたユニホームとしてこれまで競売で最も高い値が付いたのは、ベーブ・ルースが身に着けたヤンキースのユニホームで、落札価格は564万ドル。
今回のオークション前、マラドーナさんのユニホームに付いた予想落札価格は400万~600万ポンドだった。