「私たちを忘れないで」、シェフチェンコ氏が訴え ウクライナサッカーの英雄
2004年のシーズン最優秀選手「バロンドール」に輝いたシェフチェンコ氏は、「伝えたいことははっきりしている。戦争開始以来、ウクライナは多大な支援を必要としている」と訴え、ゼレンスキー氏とは連絡を取っていると言い添えた。
「私はUNITED24の一員としてここにいる。啓発活動を行って戦争について話し、人道支援や医療援助の資金を見つけるためだ。これこそ今のウクライナに必要なものだから」
「国の未来と独立、民主的なやり方に向けた歩みを続けるため、私たちにはいくらかの支援が必要だ」
「皆さんの助けが必要」
ACミランやチェルシーなどの欧州名門クラブでプレーした経歴を持つシェフチェンコ氏は最近、戦争で国を追われたウクライナの子どもたちに会うためポーランドを訪れた。こうした子どもたちは今、難民として不透明な将来に直面している。
ポーランド滞在中、シェフチェンコ氏はテニスのイガ・シフィオンテク選手やサッカーのロベルト・レバンドフスキ選手による資金集めや啓発活動への貢献を高く評価した。
シフィオンテク選手は先月、支援を必要とするウクライナ人のための慈善試合を企画し、自らも試合に出場した。
ロシアのウクライナ侵攻は当初、世界中のメディアで広く報じられたが、シェフチェンコ氏は報道のサイクルが変わるのは「普通のこと」だと話す。