イングランド代表のスターリング選手、再度カタール入りへ 自宅の強盗被害で一時帰国
(CNN) サッカー・イングランド代表で活躍するラヒーム・スターリング選手が、ワールドカップ(W杯)開催中のカタールの同代表拠点に戻る見通しであることが9日までに分かった。イングランドは大会準々決勝でフランスと10日に対戦するが、スターリング選手は自宅が強盗被害に遭ったため帰国していた。
英サリー州にある同選手の自宅には今月3日に強盗が侵入した。同選手はイングランドがセネガルに3―0で勝利した4日の試合を欠場していた。
イングランド・サッカー協会(FA)は8日、スターリング選手について、家庭の事情に対応するため一時的にチームを離れたものの、9日に再合流する見通しだと発表した。
サリー州の警察は5日、CNNの取材に答え、同州オクショットから通報のあった強盗事件について捜査していると述べた。当該の住所の住人は海外旅行から戻った後の3日午後9時前に警察に連絡。時計などを含む貴金属類が数多く盗まれていたと訴えた。
事情を把握しているある人物がCNNに明らかにしたところによると、事件を受けてスターリング選手は「動揺し」、子どもたちが無事かどうか「不安な」様子だったという。
今大会、スターリング選手はイングランド代表のグループステージの2試合に出場。6―2で勝利したイラン戦でゴールを決めている。