スペイン女優、亡き息子の精子で代理母出産 生まれた子の母親兼祖母に
これに対しオブレゴンさんは、米国では自分をこの子どもの合法的な母親として認める証明書があり、海外での養子縁組はスペインでも合法だと強調した。
法律評論家の多くは、帰国に際してオブレゴンさんが法的問題に直面することはないだろうと予想している。
一方で、代理母をめぐる道徳的な疑問も浮上している。スペインの法律では、代理母は「女性に対する暴力の一形態」とみなされる。
亡き息子の願いをかなえたというオブレゴンさんの説明を疑問視する声もある。
そうした批判に対し、代理母は世界の多くの国で合法化されているとオブレゴンさんは主張。米国では代理母出産が「ごく普通に」行われており、スペインのような論議にはならないとオーラ!誌に語った。
さらに、アナちゃんについて「この子は私の娘ではなく、私の孫」とオブレゴンさんは言い、「彼女はアレスの娘であり、大きくなったらお父さんはヒーローだったと言って聞かせる」と強調した。
アレスさんはいつも大家族を望んでいたとオブレゴンさんは語り、同じことを繰り返してアナちゃんの弟や妹を誕生させる可能性も排除していない。
今回の代理母出産をめぐっては、19日に書籍の出版が予定されている。