妊娠中の妻に子どもの食べこぼしの後始末を「させた」、客室乗務員に不満の大リーグ投手 投稿で物議
(CNN) 米大リーグ(MLB)トロント・ブルージェイズ投手のアンソニー・バスさんが、SNSへの投稿をめぐり論議を巻き起こしている。バスさんは、米ユナイテッド航空の客室乗務員が、妊娠中の妻に自分の子どもの食べこぼしの後始末を「させた」と訴えていた。
「ユナイテッドの客室乗務員が、5歳と2歳の子どもを連れた妊娠22週目の私の妻に、両手と両ひざをついて私の末娘のポップコーンの食べこぼしを拾わせた。冗談だろう?!?!」。バスさんはツイッターにそう書き込んだ。
しかしバスさんの憤りに共感する人ばかりではなかった。SNSには「機内で自分の子どもにポップコーンを与えたら拾うつもりでいなければ」「妊婦もかがむことはできる。そうしたくないというのなら、解決策は自分の子どもに機内でポップコーンを与えないこと」などの書き込みが相次いだ。
バスさんがSNSのツイッターに投稿した機内の写真/From AnthonyBass52/Twitter
元客室乗務員というユーザーは、「客室乗務員がいるのは安全のため。あなたやあなたの子どもの後始末のためではありません」とコメントしている。
一方で、「ひとりで5歳児と2歳児を連れて旅行する妊婦に一切同情しない人間になりたい?」「妊娠中に『ひとりで』2人の子どもを連れて旅行したことがある? 子どもたちを退屈させないようにするだけでもとにかく大変!」など、バス投手の妻に同情する声もあった。
バスさんはこうしたコメントに対し、食べこぼしは清掃係が対応できたはずだと反論し、ポップコーンはユナイテッド航空から出されたものだと付け加えた。
ユナイテッド航空はバスさんのツイートに、「あなたの懸念はお察しします。本件について調査する予定です。お時間のある時に、奥様の確認番号と、客室乗務員とのやり取りに関する詳細をDMしてください」と返信している。