潜水艇操縦士の妻、タイタニック号犠牲者の子孫 米紙
(CNN) 豪華客船タイタニック号の残骸見学ツアーに向かっていた潜水艇が圧壊した事故で、潜水艇の操縦士の妻、ウェンディー・ラッシュさんは1912年のタイタニック号沈没で亡くなった夫妻の子孫だったことが分かった。
米紙ニューヨーク・タイムズのアーカイブ記録によると、ラッシュさんは小売業界の大物だったイジドー・ストラウスさんと妻アイダさんのやしゃご(ひ孫の子ども)に当たるという。タイタニック号の初航海で起きた沈没では1500人あまりが死亡した。
ジェームズ・キャメロン監督が手掛けアカデミー賞を獲得した1997年の映画「タイタニック」では、ルー・パルター氏がイジドーさん役、エルサ・レイブン氏がアイダさん役を演じた。
夫妻に焦点を当てた幾つかのシーンはカットされたが、沈没する船のベッドで2人が抱き合うシーンは忘れられないものとなった。