潜水艇操縦士の妻、タイタニック号犠牲者の子孫 米紙
英国立公文書館によると、現実には夫妻は波にさらわれる前、手を握り合って甲板上に立っている姿が生存者によって最後に目撃されていた。夫妻はファーストクラスで母国ドイツから米国に戻る途中だった。
イジドー・ストラウスさんは米百貨店「メイシーズ」の共同オーナーで、夫妻の最期はタイタニックの物語に関心を持つ人の注目を集めてきた。
英国立公文書館によると、タイタニックが氷山に衝突した時、夫妻は救命ボートに乗るよう指示された。しかし、高齢だったイジドーさんは自分より若い人たちを差し置いて乗船することを拒否。アイダさんも「あなたが行くところに付いていきます」と述べ、救命ボートへの乗船を拒んだという。