米俳優ジェレミー・レナーさん、昨年元日の事故後も精力的に活動
(CNN) 映画「アベンジャーズ」シリーズなどへの出演で知られる米俳優ジェレミー・レナーさんが昨年の元日に起きた不慮の事故で危うく命を落としそうになってから1年が経過したが、レナーさんはスクリーンの外でも「スーパーヒーロー」であることを証明した。
レナーさんは昨年の元日、除雪中に除雪車が横滑りし、おいにぶつかるのを防ごうとして、その除雪車にひかれた。
この事故でレナーさんは肋骨(ろっこつ)、眼窩(がんか)、ひざなど、複数箇所を骨折し、文字通り死にかけた。
しかしレナーさんは、この衝撃的な事故以来、与えられた第二のチャンスを最大限に生かしているようだ。
レナーさんは最近、新しいアルバムが間もなく発売されると発表した。レナーさんは昨年12月にインスタグラムで「Wait」と題されたそのアルバムの表紙らしき写真を投稿した。そのアルバムのキャプションには「新しい音楽の日記―人生、死、回復など、これまで学んだすべての物語」と書かれている。
レナーさんは、昨年10月にインスタグラムでこのプロジェクトを発表した際、「自分にとって制作は、痛みを伴うが、深い癒やしをもたらし、最終的にカタルシス(精神の浄化)を得られる。(このプロジェクトを通して)皆さんに勇気を与えられたらと願っている」と述べていた。
このアルバムは、危うく命を落としかけた事故から1年後の1月1日に発売される予定だ。
レナーさんは、数百万人いるフォロワーに向け、治療やリハビリの様子を撮影した動画を投稿したり、事故の前に撮影されたディズニープラスの番組「レナベーション」を宣伝したりするなど、精力的に活動している。