米映画「ラスト」誤射事件、武器小道具担当者に有罪評決 過失致死罪で

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弁護士(手前)と話すハンナ・グティエレスリード被告=2月22日、米ニューメキシコ州サンタフェ/Jim Weber/Pool/Getty Images via CNN Newsource

弁護士(手前)と話すハンナ・グティエレスリード被告=2月22日、米ニューメキシコ州サンタフェ/Jim Weber/Pool/Getty Images via CNN Newsource

(CNN) 2021年に米西部劇映画「ラスト」のセットで起きた銃による死亡事件で、ニューメキシコ州の裁判所の陪審は6日、武器小道具担当者のハンナ・グティエレスリード被告(26)に過失致死罪で有罪評決を言い渡した。

この事件では、俳優のアレック・ボールドウィン被告が手にした小道具の銃から実弾が発射され、撮影監督のハリナ・ハッチンス氏が死亡した。

グティエレスリード被告は銃器の安全や保管を担っていた。検察は被告が事件当日に警察の事情聴取を受けた後、「コカインの入った小さな袋」を別の人に渡した疑いがあるとして、証拠改ざんの罪で別件起訴していたが、これについては無罪を言い渡された。

陪審は6日、3時間近い評議の末に評決に至った。評決が読み上げられる間、グティエレスリード被告は感情を見せず、その後再び勾留された。

過失致死罪の量刑は最大で禁錮1年半と罰金5000ドル(約74万円)。

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