S・スタローン、撮影現場で暴言か 米パラマウントが調査
(CNN) 米俳優シルベスター・スタローンさんが、米メディア大手パラマウントの動画配信サービス「パラマウントプラス」のドラマ撮影現場で出演者に暴言を吐いたとされる情報を、パラマウントが詳しく調べていることが分かった。
スタローンさんはパラマウントプラスの連続ドラマ「タルサ・キング」のシーズン2で、シーズン1に続いて主役を務めている。
番組関係者2人がCNNに語ったところによると、スタローンさんが撮影現場で一部のエキストラを「見苦しい」「デブ」「杖をついた太い奴」と呼んだと、SNSに投稿があった。
別の投稿によれば、ディレクターに「私のそばにはきれいな若い娘たちを連れてこい」と言いつける声も聞こえたという。
関係者2人の話では、スタローンさんやディレクターに正式な抗議があったわけではないが、制作担当者が投稿を知った。
番組のディレクター兼エグゼクティブプロデューサーは芸能ニュースサイト「TMZ」に、そのような侮辱的発言はなかったと話している。
SNSの情報はもともと、「タルサ・キング」でのエキストラ体験に関するフェイスブック・グループに掲載された。放送作家のジュリー・ベンソンさんがエキストラの友人からこれを聞き、X(旧ツイッター)でスクリーンショットを共有したことから、話がさらに拡散した。
ベンソンさんはXに、エキストラの派遣担当者とみられる人物が、現場の「明らかに有害な環境」を理由に担当を降りたと書いているメールの画像も投稿した。
関係者によると、この件についてキャストやスタッフへの聞き取り調査が進んでいるが、撮影の日程に変更はないという。