「デッドプール&ウルヴァリン」、初週の興収2億ドル突破 R指定で史上最高
ニューヨーク(CNN) 「マーベル」のスーパーヒーローが登場する新作映画「デッドプール&ウルヴァリン」の公開初週の米市場での興行収入は2億ドル(約308億円)を突破し、R指定の作品としては史上最高のオープニングを記録した。
制作スタジオの推計によれば、デッドプール&ウルヴァリンの米市場での興行収入は2億500万ドル。世界市場での興収は4億3830万ドルだった。
2016年に公開された「デッドプール」シリーズの1作目も初週の興収は約1億3200万ドルと、R指定作品としては当時の最高記録を樹立していた。18年公開の2作目は、米市場での初週の興収は1億2500万ドルで、ランキングの2位に入った。インフレを考慮に入れても、最新作のオープニングは前2作を大きく上回るものとなった。
デッドプール&ウルヴァリンは公開初週の興収でも歴代8位に入った。これは同じマーベルシリーズで12年公開の「アベンジャーズ」の2億700万ドルのすぐ下、18年公開の「ブラックパンサー」の2億200万ドルのすぐ上に位置する。
公開初週の興収上位10作品のうちマーベル作品が6作品を占める。ディズニーによれば、マーベル作品による興収は300億ドル以上となり、映画史上最も興収をあげたシリーズとなった。