元大物プロデューサー、ワインスタイン受刑者に白血病の診断 米
(CNN) 米ハリウッドの元大物プロデューサーで、性犯罪などで服役中のハーベイ・ワインスタイン受刑者が、白血病と診断された。本人に近い関係者がCNNに語った。
同関係者によると、病名は慢性骨髄性白血病。現在、ニューヨーク・ライカーズ島で治療を受けている。
診断は米NBCニュースが最初に報じた。
ワインスタイン受刑者の長年の報道官や担当弁護士は、コメントを出していない。
同受刑者のニューヨーク州での医療代理人を務める刑務所コンサルタントはCNNとのインタビューで、健康上の秘密が公然と語られていることに懸念を示し、「本人のプライバシーを尊重してコメントは出さない」と述べた。
同受刑者は先月、心臓の手術を受けた。代理人らはこの時、健康上の問題がいくつもあり、治療が必要だと指摘した。
術後の退院から1週間後に出廷し、先月新たに起訴された性犯罪について、無罪を主張していた。
ワインスタイン受刑者による性犯罪の疑惑は、女性たちが性暴力やハラスメントなどを告発する「#MeToo」運動の発端となった。2020年に有罪を言い渡されたが、今年4月にこの判決が覆された。裁判のやり直しは来月12日に予定されている。