米俳優リチャード・チェンバレンさん死去、90歳 TVドラマ「ドクター・キルデア」
(CNN) 1960年代のテレビドラマ「ドクター・キルデア」で人気を博し、その後、テレビドラマ「将軍 SHOGUN」などのミニシリーズで活躍した俳優のリチャード・チェンバレンさんが29日、米ハワイ州で死去した。90歳だった。チェンバレンさんの広報担当が明らかにした。
広報担当によれば、死因は脳卒中の合併症。3月31日が91歳の誕生日だった。
チェンバレンさんは61~66年に放送されたドクター・キルデアで医師を演じて人気を集めた。63年にはゴールデングローブ賞の男優賞を受賞した。

チェンバレンさんは61~66年に放送されたテレビドラマ「ドクター・キルデア」で医師を演じ人気を集めた/Bettmann Archive/Getty Images
80年の将軍などのミニシリーズに出演し、AP通信によれば、チェンバレンさんは80年代には「ミニシリーズの王様」として知られるようになった。
近年になっても「ウィル&グレイス」や「デスパレートな妻たち」といったテレビ作品にゲスト出演していた。
広報担当によれば、チェンバレンさんはカリフォルニア州ロサンゼルスの生まれで、両親と兄とともにビバリーヒルズで育った。ポモナ大学で美術学の学位を取得し、卒業後は米陸軍に入隊し、韓国で1年4カ月従軍した。