フェイスブックのポリシー変更巡る投票終了、投票率3割届かず「勧告」扱いに
(CNN) インターネットの交流サイト「フェイスブック」が実施した、サイトポリシーの変更などに関するユーザー投票が10日、締め切られた。投票率は、結果が拘束力を持つのに必要とされた30%をはるかに下回り、10億人を超えるユーザーのうち70万人足らずしか投票しなかった。
投票は、プライバシーポリシーの変更に関するユーザー投票制度の廃止や関連サイトとの情報共有など、フェイスブックが提案する変更事項の是非を問う内容。10億人を超すとされるユーザーのうち少なくとも3億人の投票が必要とされ、これを下回る場合、投票結果は勧告程度に扱うことになっていた。
1週間にわたった投票期間に票を投じたユーザーは66万8752人で、3億人の0.2%にすぎなかった。このうち88%はポリシー変更に反対していた。
フェイスブックは第三者による監査の後、正式結果と今後の方針を発表するとしている。提案通りに投票制度が廃止された場合、今回が最後のユーザー投票だったことになる。